体系的番号 |
JPMJTM20MV |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20MV |
研究代表者 |
曽根 理嗣 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | コロナ禍の中でデジタル技術を活用した社会・経済の構築が希求される。我々はこれまで宇宙という極限環境での電池利用を目指し、高信頼/高安全性電池の研究を進めてきた。その知見を活用し、特に近年注目される全固体電池の性能向上に貢献する。特に、全固体電池の中でも最も軽量化に寄与する金属リチウムを負極に使用した場合には、充電時に生じるリチウムのデンドライトから誘発されるショート故障が課題とされてきた。この課題解決に宇宙用固体潤滑剤技術を応用した界面制御を電池設計に取り入れる。本技術開発を通じて、真に安全安心な蓄電デバイスを実現することでエネルギー分散貯蔵を発展させ、レジリエンスな社会基盤の構築に貢献する。
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