感染症に有効なナノ多孔体を用いた呼気分析による健康管理方法の研究開発
体系的番号 |
JPMJTM20JU |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20JU |
研究代表者 |
丸尾 容子 東北工業大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 呼気成分と疾病との関係が明らかになりつつあり、COVID-19においても特徴的な呼気成分の報告がなされ始めている。非侵襲の方法である呼気分析を、大型装置を用いることなく家庭でも可能な技術とすれば、個々人の体調管理や疾病の早期発見につながり今後さらなる感染症が危惧される未来社会への貢献が大きい。申請者は多孔質ガラスと検知剤の組み合わせにより複数の呼気分析チップを研究開発し呼気分析を実現している。本研究ではCOVID-19患者のスクリーニングに提案されているアルデヒド類の呼気分析チップを開発し分離分析アルゴリズムを考案し、将来的に感染症のモニタリングに有効な簡易分析方法を提案することを目標とする。
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