体系的番号 |
JPMJTM20KV |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KV |
研究代表者 |
大場 弘則 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子ビーム科学部門 高崎量子応用研究所 東海量子ビーム応用研究センター, 上席研究員
|
研究期間 (年度) |
2021
|
概要 | 現在の貴金属リサイクル技術では、数千mg/Lの貴金属廃液から残存濃度1 mg/L以下の効率で金などが回収できている。しかし回収工程管理や残存濃度分析は直接、人の手を介して行う必要があり、with/postコロナ社会でテレワークが増えた時、これらの作業が通信ネットワークを介した遠隔操作システムに置き換わると便利になる。そこで本課題では、我々が放射性廃液の遠隔分離・分析のために独自に開発した「レーザー金属回収技術」と「溶液試料レーザー発光分光技術」を組合せ、貴金属難処理廃液を対象に残存濃度及び分析定量下限10 mg/L以下の性能を有する遠隔自動貴金属回収システムの要素技術を確立する。
|