印刷型イオンセンサを用いた小型オンサイト土壌健康診断装置の開発
体系的番号 |
JPMJTM20QC |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QC |
研究代表者 |
荒木 徹平 大阪大学, 産業科学研究所, 助教
|
研究期間 (年度) |
2021
|
概要 | コロナ禍で人々の健康意識が高まるなか、食や農を基盤とした健康社会の実現が望まれる。とくに、有機資材を肥料として有効活用することによって、農薬や化学肥料を利用しない、安心な有機農産物を提供できる。今回、研究代表者の高感度印刷型イオンセンサや小型微小電位(~1μV)計測器などの技術を応用し、土壌微生物による有機資材の分解速度(土壌微生物の活性)をオンサイト評価する小型装置を開発する。小型装置は、持ち運び可能な軽量性も兼ね備え、専門家に頼らない土壌健康診断の一次スクリーニングに利用される。将来、土壌疾患の早期発見により、専門機関の診断や処方を受けて土壌を健康に保つ相補的システムを構築できる。
|