唾液中の危険ドラッグを簡便で迅速かつ安全に判定する評価システムの構築
体系的番号 |
JPMJTM20LH |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20LH |
研究代表者 |
高橋 秀依 東京理科大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | これまでの研究成果である危険ドラッグ化合物ライブラリー構築及びそのGC-MS分析による危険ドラッグ判別技術を更に発展させ、唾液中に存在する主要な危険ドラッグ(合成カンナビノイド等)を気化させる加熱条件を整え、フラグメントスペクトルデータベースを作製し、危険ドラッグを唾液中から簡易に検出できる技術を実現する。本技術は、特別な知識や技能を保有しない麻薬取締官等でも簡便で迅速かつ安全に違法薬物を判定でき、イノベーションインパクトを広く社会に与える。更に、本技術の実現は危険ドラッグだけでなく、「with/postコロナ社会」に必要となる唾液中のウイルスの簡便で迅速かつ安全な検査にも貢献する。
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