体系的番号 |
JPMJTR21U8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR21U8 |
研究責任者 |
新村 毅 国立大学法人東京農工大学, 農学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 近年の家畜生産の現場において、人手不足と動物福祉が大きな社会的課題となっている。鳥類は、孵化直後に動くものを母親と認識する「刷り込み」という行動習性が先天的に備わっており、母鶏に育てられたヒナは著しい摂食行動の増加と攻撃性・驚愕反応性の低下を示す。本研究では、母鶏を模倣したロボットを開発し、鳥類の「刷り込み」を利用することで、ヒナの行動を自在に操るシステムの開発を目指す。動物とロボットのインタラクションを初めて実現することにより、管理作業の自動化・省力化、すなわちコロナ社会における畜産業のリモートワーク化を達成すると共に、動物福祉的で、かつ生産性をも向上させる新しい家畜管理技術の創造を目指す。
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