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下水疫学「京都モデル」による無症状感染者を含めたCOVID-19感染状況の施設別モニタリング

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(実装加速)

体系的番号 JPMJTM20Y5
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20Y5

研究代表者

井原 賢  京都大学, 工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター, 特定助教

研究期間 (年度) 2021
概要本研究ではCOVID-19市中感染の引き金となるリスクが高く、クラスター発生頻度の高い介護施設等の感染拡大防止策として①施設排水に下水疫学を適用することで無症状を含めた感染者の有無を把握し②人感染検査で陽性者を特定する、二段階の検査体制を備えたシステム「京都モデル」を実現する。提案者は化学分析の知識を活かしたウイルス抽出方法および施設マンホールに設置可能な採水装置を考案してきた。これら要素技術の有効性を実地試験により証明し社会実装を実現する。京都モデルは他の感染症の拡大把握や下水処理場での大規模な感染状況調査、収束の見極めへの応用が期待され、with/postコロナ時代を支える技術となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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