体系的番号 |
JPMJTM20SA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20SA |
研究代表者 |
江崎 丈裕 福岡大学, 工学部 化学システム工学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 申請者は熱電ハイブリッドヒートポンプが従来のエアコンと比較し,性能が高いことを確認した.本ヒートポンプで利用する吸収着剤の現象を定式化,高出力密度が得られる反応器を設計してきた.その知見より,ノンデフロスト運転を可能とする家庭用ヒートポンプを開発し年間を通した”冷暖房環境”に費やすエネルギー効率(COP)の20%向上を目指す.家庭用エアコンでの冷媒を十分に吸収着,発熱する材料を設計し反応器を構築する.その熱を有効に供給する出熱密度を30 kW/m3と目標値に設定した.達成のために実運転温度条件での吸収着量を測定,材料評価し,その材料の熱物性値の測定および熱流体解析による反応器の最適化を行う.
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