シミュレーションに基づいたガンマカメライメージングシステムの校正方法の開発
体系的番号 |
JPMJTM20N8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20N8 |
研究代表者 |
奥田 光一 金沢医科大学, 一般教育機構, 講師
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | ガンマカメラ(放射線検出に利用)の校正を目的とした人体模型を開発し,このファントムを画像化することで差を数値化(校正係数)することに成功した。本課題では,コンピュータ内でガンマカメラシステムと人体模型を再現し,その空間を移動する放射線をシミュレーションすることで,仮想的に校正係数を推定するシステムを開発する。実測結果との比較に基づき,ガンマカメライメージングに寄与するシミュレーション条件を同定することで,実測に匹敵する校正係数の推定が可能となる。研究機関や病院に直接出向くことで行なっていたガンマカメラの校正をオンラインで実施できるため,with/postコロナ社会改革への貢献が期待できる。
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