撥水性表面の欠損の迅速検出のための蛍光指示薬の開発
体系的番号 |
JPMJTM20PP |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20PP |
研究代表者 |
権 正行 京都大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 防汚・ウイルス残存抑制のために撥水コーティングは有用である。ここでコーティングが減耗すると金属水酸基が現れる。特にガラス表面親水化のインジケーターとなるSi-OHを簡便かつ高感度に検知する技術は、防汚機能の監視に有用である。既存の技術では大規模な測定装置や煩雑な薬品が必要であるが、本研究では簡便かつ高感度な蛍光検査薬開発を行う。Si-OHと汎用溶媒中で容易に錯体化し蛍光を発することと、特に濃度消光せずに固体発光性を示す物質を見出したことから、これらを用いて目的を達成する。
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