建築環境における深紫外線によるウイルス不活の最適化方策
体系的番号 |
JPMJTM20LN |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20LN |
研究代表者 |
柳 宇 工学院大学, 建築学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | COVID-19を契機に深紫外線(UVC、波長:100~280nm)を組み込んだ装置の採用例が増えているが、実環境での殺菌効果(ウイルスの不活化)が不明である。申請者らはこれまで、深紫外線殺菌に関する実験、実証、シミュレーションの検討を行ってきた。また、協力企業がUV-LEDのデバイスとユニットを持ち合わせている。本研究はUV-LEDデバイスを組み込んだユニットを用いた実験、シミュレーション、実証を行い、表面や空気殺菌の最適化を提案するものである。UV-LEDデバイスやユニットは目的に応じて自由にスペックを変えられるため、表面殺菌のほか、不特定多数の人が集まる病院・高齢者施設・映画館などの空調機内などに設置することによる室内空気殺菌の効果が期待できる。
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