円筒型MgB2超伝導バルク磁石を用いた無冷媒・低コスト・省スペースなベンチトップ型核磁気共鳴装置の開発
体系的番号 |
JPMJTM20JP |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20JP |
研究代表者 |
内藤 智之 岩手大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 最近,わずか直径30mm厚さ10mmの円盤型MgB2超伝導バルク磁石に6テスラ級磁場を捕捉(発生)させることに成功した。この強力なMgB2バルク磁石を創薬・バイオ・化学分野の研究開発に不可欠な核磁気共鳴(NMR)装置の磁極に適用することで無冷媒・低コスト・省スペースなベンチトップ型NMR装置を実現し,ワクチン開発・創薬の効率アップに貢献する。円筒型MgB2バルク磁石による均一磁場4.7テスラ(プロトンの共鳴周波数200MHz相当)の発生を目標とし,そのNMR磁極への適性を明らかにするとともに市販のベンチトップサイズ永久磁石型(共鳴周波数80MHz,相当磁場1.9T)に対する優位性を示す。
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