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“薄層シリコン/グラフェン積層コンポジット”のリチウムイオン電池負極材への実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20KT
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KT

研究代表者

唐 捷  国立研究開発法人物質・材料研究機構, エネルギー・環境材料研究拠点 先進低次元ナノ材料グループ, 先進低次元ナノ材料グループ上席研究員

研究期間 (年度) 2021
概要本研究の目的は、リチウムイオン電池(LIB)の負極材料として、薄層シリコンとグラフェンの積層コンポジットが有望なことを実証することである。シリコンは、LIBの負極材料として高い充放電容量をもつが、バルク状態(3D)で用いた場合、充放電過程で起こる体積膨張が原因となって耐久性の著しい低下が生じる。申請者らは、薄層シリコン/グラフェン積層コンポジットの作製に成功し、これを負極材として用いた場合、耐久性が飛躍的に向上することを見出した。これは、シリコンの薄層化(2D)とグラフェンの緩衝材としての効果によって、体積膨張が抑制されたことによる。本課題では本コンポジットのLIB負極材として実用性を示す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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