体系的番号 |
JPMJTR21R7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR21R7 |
研究責任者 |
上原 日和 大学共同利用機関法人自然科学研究機構, 核融合科学研究所, 助教
|
研究期間 (年度) |
2021
|
概要 | 本課題では、コロナ社会への寄与が予想される呼気検査用途を視野に入れ、革新的な光ファイバーガスセンサーを開発する。申請者は、デバイス開発に必要な中赤外光源、特殊ファイバー加工、ファイバーのセンサー化、ガスセンシング高感度化の技術シーズを独自で有する。これらシーズを融合し、多様なガス種に対応した、小型・安価かつ高感度なセンサーデバイスを実証する。
本提案技術を応用することで、パルスオキシメーターのようにリアルタイムで、呼気成分の多項目定量が可能な検査装置が新たに実現する。低い侵襲性のまま、低酸素状態を伴う肺炎や呼吸不全等の重症化リスクを迅速に診断可能になり、コロナ感染者等の致命症予防に貢献できる。
|