体系的番号 |
JPMJTR21UC |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR21UC |
研究責任者 |
田中 浩士 国立大学法人東京工業大学, 物質理工学院 応用化学系, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 独自に開発したネオペンチル標識基は、従来のアスタチン標識基よりも、生体内における脱アスタチン化が抑制されている。また、その高い親水性は、標識分子の生体分子への非特異的吸着の低減に寄与できる。さらに、ネオペンチル標識基は、他の放射性ハロゲンによる標識も可能であるため、ターゲットに応じたラジオセラノスティクス薬の開発を可能にする。本課題は「生体内で安定な水溶性標識基によるアスタチン標識化合物の合成法の開発と機能評価」と題して、ネオペンチル標識基を利用した標的α線治療に用いるアスタチン標識分子の効率的合成法の開発とその生物機能評価、さらには、自動合成プロトコルを開発することにより、社会実装を目指す。
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