体系的番号 |
JPMJTM20M1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20M1 |
研究代表者 |
宮崎 泰成 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科 統合呼吸器病学, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の流行後、接触・飛沫感染防止のため人の活動は極度に制限されている。With/postコロナ社会で感染拡大を防止しながら人々の経済・文化的活動を再開していくという課題に対し、エタノールや次亜塩素酸を補完できる人体に安全性が高く汎用性に優れた生体/環境消毒薬はブレイクスルーとなりうる。このような候補として、我々は今までに、メイラード反応で生成されたリゾチーム-キトサン糖複合体に着目し、この素材がヒトに対して安全性がありながら細菌、真菌に対する優れた殺菌能を持つことを示した。ウイルスに対しても評価系の確立を進めており、今後消毒薬としての実用化を目指している。
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