体系的番号 |
JPMJTM20S5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20S5 |
研究代表者 |
中野 道彦 九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 本研究課題は、農作物や家畜の伝染病を迅速かつ簡便にその場で目視診断する手法の構築が目的である。そのために、これまでに開発した、等温DNA増幅法による微粒子上でのDNA増幅法と、磁性微粒子を用いた増幅DNAの目視判定手法とを組み合わせて、さらに発展させて、無電源による核酸増幅検査法を実現する。農作物や家畜の伝染病は、ときに一次産業に多大な影響を及ぼす。その対策の一つが核酸増幅検査による迅速かつ正確な診断で、それを誰もが簡単に実施できる手法を提供する。本研究期間の終了までに、上述の二つの手法を一つの反応容器で連続して実施できることを示し、また、常温でのDNA増幅を目指して反応の最適化を図る。
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