体系的番号 |
JPMJTM20L6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20L6 |
研究代表者 |
阿部 壮志 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 高品質かつ安価な音響機器を製造することを目標として金属積層造形技術開発を行っている。CuSn合金による音響機器はSn含有量により音質が変わるため、これまでに既存品と同等のSn含有量を有する試作品の製造に成功している。本研究では造形物のSn含有量を制御することにより音質をコントロールする技術の確立を目指す。将来的には音響機器だけでなく、様々な製品の品質要求に合わせて機能特性を制御可能な造形技術を開発する。本研究課題では積層造形物と既存の鋳造品の周波数特性をハンマリング試験により比較し、Sn含有量と音質の関係を明らかにする。鋳造品の同等以上の音質を得ることを実現可能性判断に必要な目標とする。
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