新たな発熱者判別システムを目指した、AI搭載サーモグラフィによる高精度な自動判別技術の構築
体系的番号 |
JPMJTM20QQ |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QQ |
研究代表者 |
芝田 宏美 兵庫医療大学, 薬学部, 助手
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 新型コロナウイルス対策として、サーモグラフィを用いた発熱スクリーニングが実施されている。しかし、温度閾値のみの判別のため、平熱や外気温の影響を受けやすく、疾患者を見逃している恐れがある。また、自動化が難しいこと、マスクなどアーチファクトの影響があるなど課題が多い。我々は、①発熱患者と健常者で顔面の温度パターンが異なること、②特定部位の組合せにより両者の判別が可能なこと、③機械学習により判別精度の向上が可能なこと、さらに④アーチファクトの影響を排除可能なことを見出した。本研究では、上記課題解決に繋がる高精度な発熱患者の判別システムの構築により、画期的なサーモグラフィ開発を目指す。
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