体系的番号 |
JPMJTM20N9 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20N9 |
研究代表者 |
荒川 大 金沢大学, 医薬保健研究域薬学系, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 医薬品の研究開発過程おいては、薬物の胆汁中排泄の予測が容易ではなく、また関連する胆汁うっ滞などの肝毒性をいかに回避するかが課題となる。そのため、定量性およびスループット性に優れた胆汁中排泄のin vitro試験系が切望されている。肝細胞は胆管腔を細胞間に形成するが、申請者は接着タンパク質を利用することにより、その形成位置を制御できる技術を有している。そこで本研究課題では、胆汁中排泄を透過試験系により評価可能な肝細胞の培養方法の構築を目的とする。本研究により、医薬品を含めた種々化合物の胆汁中排泄や胆汁うっ滞への影響を簡便に評価できる自動化も可能なスクリーニングツールの開発が期待される。
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