体系的番号 |
JPMJTM20L7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20L7 |
研究代表者 |
根岸 良太 東洋大学, 理工学部 電気電子情報工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 本研究開発では、分子やRNAを極限的な単分子レベルの感度で検出可能なセンサー素子および、これを利用した迅速診断システムの創成を目指す。目標達成に向けて、本課題の予算により、アクティブに駆動するギャップ構造を利用した表面増強ラマン散乱(SERS)素子を開発する。本素子では、独自の駆動機構によりSERSの発生サイトとなるホットスポットを効率的に誘起させ、単一分子レベルの高分解能を達成する。これにより、SERS素子の背景ノイズの問題を解決し、現行技術であるELISA法の代替としてwith/postコロナ社会への実装を目指したバイオチップの実用化や迅速診断システムの構築を進める。
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