体系的番号 |
JPMJTM20PK |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20PK |
研究代表者 |
西田 耕介 京都工芸繊維大学, 機械工学系, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 燃料電池劣化メカニズムの解明に資する計測技術として、波長可変半導体レーザ吸収分光法を応用することにより、燃料電池稼働状態での供給ガス、セル内部ガス、排ガスの成分濃度をリアルタイムで連続モニタリングできる「燃料電池ガス状態連続監視システム」を開発する。本研究課題では、燃料電池の供給ガス・排ガスに含まれる微量不純物ガス濃度をサブppmレベルで連続測定できるようにする。さらに、電池内部の生成ガス濃度を±0.5~1.0mol%の精度かつ0.1秒の応答時間でin-situ測定することを目標とする。この計測システムは、燃料電池開発現場での診断支援ツールや検査装置として実用化・製品化が期待できる。
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