体系的番号 |
JPMJTM20Y7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20Y7 |
研究代表者 |
塚本 康浩 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 呼気中のウイルス検出は集団感染予防に有効な手段となる。COVID-19では一人が感染させる人数(実効再生産数Rt)は多くない。しかし、ウイルスを大量に放出するスーパースプレッダーが感染者の10人に1人程度存在し、たった一人で多くの人を感染させてしまうことがある。本課題では、私たちが世界に先駆けて開発した“ダチョウを用いた高感度な新型コロナウイルス抗体の低コスト量産化技術”と“繊維素材への抗体担持技術”を組み合わせることで、呼気中ウイルスの簡易的迅速測定のためのマスクの開発を行う。これにより、スーパースプレッダーの集団への侵入阻止というWithコロナ社会での集団防疫のための新たな武器が誕生する。
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