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放射線グラフト重合技術を駆使したガドリニウム造影剤吸着技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20ME
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20ME

研究代表者

井上 一雅  東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2021
概要MRI検査用ガドリニウム(Gd)造影剤に起因した環境汚染が生じており、問題解決のための技術開発が急務となっている。これまで、金属元素吸着材として活性炭や粒子状吸着材が開発されてきたが吸着率は1%程度と極めて低い。そこで、放射線グラフト重合技術を駆使してGdと強固に結合可能な繊維状の吸着材を開発し、従来品の性能と対比させてGd吸着率が60%以上、吸着時間が5分以下、標的元素選択率80%以上の性能を有する新しいGd吸着材を開発する。これにより、環境汚染問題に対する解決策および行政が求める水処理における金属元素の効率的な吸着技術の提案を可能とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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