体系的番号 |
JPMJTM20QR |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QR |
研究代表者 |
鈴木 雅登 兵庫県立大学, 大学院物質理学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 申請者は,蛍光染色や磁気標識が不要な薬剤刺激に対する細胞の応答を電気回転によって計測する方法を発明した.この成果を利用して高い抗体分泌能を持つ細胞の識別技術を開発する.この技術は,医薬品に適用可能な抗体の迅速な取得に貢献できる.さらに,postコロナ後に進展が期待される,遠隔地から患者の体内に埋め込んだ細胞へ働きかけ,治療を促すオンライン治療用の細胞の評価技術に展開できる.目標は抗体分泌細胞の電気回転計測による識別である.そのために,細胞膜上に捕捉分子を固定化し,分泌された抗体を細胞膜上に捕捉する.細胞膜の見かけの厚みが増加し細胞膜容量が減少するため電気回転速度の減少として検出が可能である.
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