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中気圧プラズマによるラジカルフラックス向上を利用した布付着菌及びウイルスの高速不活化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20MF
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20MF

研究代表者

中川 雄介  東京都立大学, システムデザイン研究科, 助教

研究期間 (年度) 2021
概要大気圧プラズマは対象に熱的ダメージを与えずに化学処理を施す技術として、殺菌等への応用が研究されている。申請者は、大気圧からわずかに減圧した中気圧のプラズマを利用することで、化学処理性能が大きく向上することを発見した。本件ではこの成果を応用して、中気圧プラズマによる菌・ウイルスの高速不活化技術の確立を提案する。レーザー分光法によるラジカル解析と実処理による不活化率測定を通じて最適な処理条件を検討し、既存技術の10倍の速度での高速不活化を目標として研究を進める。本技術が確立すれば、病院や店舗等に設置可能な小型殺菌装置の処理回転率を大幅に向上でき、withコロナ時代の感染症拡大防止に大きく貢献する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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