体系的番号 |
JPMJTM20SM |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20SM |
研究代表者 |
大平 慎一 熊本大学, 大学院先端科学研究部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 製薬・化学・半導体産業の基盤材料である超純水の安定供給は,産業活動のかなめである。要求の高まる水質の担保も供給側の責務であるが,既存の測定器で直接検出できない濃度レベルであり,試料水を蒸発濃縮して測定されている。これまでに,電場と膜透過による溶存イオンの抽出により,インラインでの50倍濃縮法を確立した。本研究では,高いブランクと低い処理量の課題を克服し,現場での無人かつリアルタイムな濃縮法を確立する。また,十分な検出下限と供給ラインからの連続サンプリングを実証する。本技術は,ワクチンなどの製造に必須な超純水の安定供給と水質評価の全自動化によりwith/postコロナにおける社会変革に寄与する。
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