体系的番号 |
JPMJTM20QV |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20QV |
研究代表者 |
石垣 美歌 島根大学, 学術研究院農生命科学系, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 生殖補助医療の精度向上のため、新たな卵質評価技術の必要性が高まっている。申請者はこれまでラマン分光法を用い、脂質やリン酸などのラマンバンドにより卵質を評価できる可能性を示してきた。本研究では、シトクロムcと脂質由来のラマンバンド比から、卵子の呼吸活性及び脂質代謝のバランスを定量評価する手法の開発を目指す。本手法により卵質を正しく評価できるか、レーザー照射による卵子への非侵襲性を確認できるか、この2点により開発実現可能性を判断する。本手法は、生殖医療の精度向上に大きく寄与するのみならず、iPS細胞などの一般的な細胞評価にも応用できると予想され、次世代細胞評価技術開発への起爆剤になると期待される。
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