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光学活性シッフ塩基型Ni(II)錯体を用いたアミノ酸類の触媒的キラル化に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20KJ
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KJ

研究代表者

今野 博行  山形大学, 大学院理工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2021
概要光学活性シッフ塩基型Ni(II)錯体はテーラーメイドアミノ酸合成に有効であり、医薬品の構成成分をはじめとする様々なアミノ酸類の合成に活用されてきた。申請者らの研究グループの成果から、その化学収率と立体選択性は工業レベルにおいても満足な結果を与える。しかしながら、共有結合性の反応プロセスは化学量論量の錯体を必要とし、必ずしも高効率的とは言えなかった。申請者は本研究を継続する過程で、遊離アミノ酸の光学純度が向上する現象を見出し、化学平衡に基づいた触媒的キラル資源化の可能性を感じた。そこで本申請ではアミノ酸類の不斉増殖反応を検討し、リガンド回収技術を含めた安価なプロセス合成への可能性を調査する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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