自動施工に向けた空気中での鉄鋼材料レーザー窒化技術の開発
体系的番号 |
JPMJTM20JH |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20JH |
研究代表者 |
大津 直史 北見工業大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 応募者らは“金属材料表面に集光パルス・レーザーを照射すると、酸素と窒素が混在する空気中であっても、その表面に窒化物層が選択的形成する“、という新奇現象を発見した。この現象を応用すると、with/postコロナ社会のモノづくり現場で期待される窒化処理の自動化や、従来困難であった大型部材への施工が可能となる。然るにこの新プロセスは鉄鋼系材料への施工を不得手にしており、現状では、膜厚1μm以下の窒化層しか形成できない。そこで本課題では、まず窒化物層成長のおける材料物性値の影響を解析する。それを基に、鉄鋼系材料表面に実用範囲の4μm以上の窒化層を形成できるようプロセスの改良やノウハウの獲得を目指す。
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