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超広帯域で精確・高感度な計測を可能にする表面増強ラマン活性基板

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20R2
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20R2

研究代表者

武安 伸幸  岡山大学, 大学院自然科学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2021
概要表面増強ラマン散乱(SERS)は高感度な計測法として知られているが,計測の信頼性(精確性)に課題がある.本研究では,申請者が開発した溶液中で安価かつ大量に合成可能な銀フラクタル樹状構造とラマン増強因子との関係を調べ,超広帯域で強いSERSを生じる銀フラクタル樹状SERS活性基板を作製する.本構造全体を誘電体薄膜で被覆することにより,高感度かつ,精確なSERS計測を実現し,新型コロナウイルスや環境中に存在する微量な化学物質の簡便な計測を可能とする.本製品のニーズは既存のラマンユーザーのみに限定されず,汎用的な高感度センシング法として,環境分析,食品衛生調査,医療診断などへの応用が期待できる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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