体系的番号 |
JPMJTM20P8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20P8 |
研究代表者 |
吉村 徹 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | これまで、D-セリンが腎臓機能の変化によって尿中濃度が変化することが知られており、腎臓病のモニタリングにD-セリンのセンサーが望まれてきた。一方、申請者はD-セリンに特異的に働く酵素を発見し、この酵素を使うことで効率よくセンシングできることを突き止めた。本提案では、この酵素を使い電極を作成して電気化学的に検出することを試みる。この方法は、申請者が従来蛍光色素を使って検出したことに対し、さらに高感度での分析が可能になると期待される。また、色素を使わないため安定性もあり、かつ再現性の高い簡易迅速検査デバイスになる。そのため、本申請では分析デバイスの試作を行い、ネコ尿での実証実験を行う。
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