計算化学を基盤としたアプタマーの革新的デザイン技術の開発
体系的番号 |
JPMJTM20KM |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KM |
研究代表者 |
山岸 賢司 日本大学, 工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | アプタマーは抗体に代わる次世代技術として、医薬品分野や診断薬分野などで注目されている。アプタマーを実用化するためには化学修飾が必須であるが、どのような修飾をどこに入れるかは経験と勘に頼っており、多くの時間と費用が必要である。本課題では、申請者がこれまでに確立してきた計算化学を用いたアプタマーの設計手法をより発展させ、アプタマーの革新的デザイン技術として実用化を目指す。そして、抗体に対する結合親和性がKd値1.0nM以下となるアプタマーを設計し、実験を行い確かめる。計算化学に基づく効率的な設計が可能となれば、アプタマー開発期間、コストの大幅な短縮につながり、画期的なアプタマーの開発が期待できる。
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