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ヨウ素・界面活性剤複合体を用いたウイルス不活化消毒剤の商品化開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(実装加速)

体系的番号 JPMJTM20Y3
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20Y3

研究代表者

矢野 成和  山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2021
概要ヨウ素は揮発しやすいため、日常に使用する消毒剤とするのは困難であった。申請者は、ヨウ素とノニオン性界面活性剤の複合体が低濃度のヨウ素を揮発させず数ヶ月保持することを見出した。また、殺菌性を高め、エンベローブを持つバクテリオファージ(コロナウイルスのモデル)を99.98%不活化させた。本研究では、ヨウ素・界面活性剤複合体のウイルス不活化を高める添加剤を調べ、有効ヨウ素濃度10ppmで99.999%以上の不活化する。また、日用品表面の腐食性、皮膚・経口刺激性を評価して、安全な消毒剤を開発する。さらに、本複合体をゲル・フィルム化剤で封入し、ウイルスを不活化できる保護フィルムやゲル剤の商品化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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