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生物濃縮を活用した下水中のウイルスモニタリング手法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20RH
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20RH

研究代表者

赤松 良久  山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2021
概要新型コロナウイルスの蔓延時には無症状者を含めて全てすべての人のPCR検査をすることは困難である.したがって,下水中の新型コロナウイルスの濃度を調べることによって,地域の感染数の増減を把握する試みが欧米や日本においても進められつつある.しかし,日本では欧米に比べて感染者数が少なく,既存の方法では下水中からのウイルスの検出力が低いことから,感染者の増減を把握するには至っていない.そこで,本研究では二枚貝やカイメンによる生物濃縮を利用して下水中の微量なウイルスを高感度で捕集・定量する方法を確立し,下水処理場の集水域内の感染者の増減や分布をモニタリングする手法を構築する.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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