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食品由来化合物による新型コロナウイルス感染予防手法の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(実装加速)

体系的番号 JPMJTM20Y6
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20Y6

研究代表者

松田 修  京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2021
概要新型コロナウイルスの伝播には、感染者の唾液中のウイルスが重要な役割を果たす。食品成分でウイルスが抑制できれば飛沫感染の防止に有用と考え探索した結果、茶が試験管内で新型コロナウイルスを10秒以内に検出限度以下にまで不活化すること、その活性成分がガレート型テアフラビン等であることを報告した。したがって、多くの人々が密な環境や会話などの前にこれらの成分を口腔内に摂取すれば、無症候感染者からの飛沫感染を予防でき、結果的に経済活動を比較的維持しつつ感染拡大を減弱できる可能性がある。本研究では有効成分を含む飴やチュブラル錠を開発して社会実装に繋げ、新型コロナウイルスの食品による感染拡大阻止を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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