体系的番号 |
JPMJTM20L1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20L1 |
研究代表者 |
大森 和宏 栃木県産業技術センター, 材料技術部 有機材料研究室, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 研究代表者らは、超高分子量ポリエチレンを延伸した分子配向性フィルムを積層し、圧縮成形することで分子配向を保持したまま一体化した高強度成形体を開発した。本成形体は、高強度だけでなく高弾性率・低密度・高内部損失という特徴も有することから、with/postコロナ社会に求められる非接触型社会に必要とされるスマートスピーカーの音響振動板への応用が図れる。本課題では、実用化に不十分な弾性率の向上のため、「延伸フィルムの延伸量増大による分子配向度の増大」、「低分子量成分添加及び成形条件の最適化」、「超高分子量ポリエチレン溶融延伸フィルムの積層成形条件の確立」に取り組み、30GPa以上の要求性能を実現する。
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