ニューノーマル時代の持続可能な化成品生産の研究開発-光合成細菌によるCO2を資源とするバイオエチレンの高生産-
体系的番号 |
JPMJTM20PB |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20PB |
研究代表者 |
神藤 定生 名城大学, 理工学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 本申請は、光合成細菌の光合成産物をバイオエチレンとして回収し、さらに、嫌気性微生物を模倣した人工酵素複合体(SOC)技術により効率よく生産させる提案である。申請者はSOC2を構築し、これを保持するシアノバクテリアからバイオエチレンを0.17mg/L・dayの効率で得た。さらに、律速酵素等を追加したSOC4を構築し、結果、SOC2株比で2.4倍高い値を得ている。CO2を資源とする本技術の事業化で実現されるニューノーマル時代の持続可能な化成品生産の目標値を100 mg/L・dayとした。そこで、本研究課題では酵素複合体の高集積化で2mgを達成するSOC11を検討し、事業化に必要な学術的革新を行う。
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