スケルトンシリカナノ粒子を用いた高感度な生体由来の小型硫黄成分分析デバイス開発
体系的番号 |
JPMJTM20P1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20P1 |
研究代表者 |
高井 千加 岐阜大学, 工学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 初期段階で自覚症状が無いうえ罹患率が高い大腸がんの早期発見を可能とする、非侵襲(体を傷つけない)・高精度・手軽・低コストなセルフスクリーニングキットを、スケルトンシリカナノ粒子のマルチスケール構造制御により開発する。大腸がん患者のおならに含まれる微量チオールガスを瞬時にスケルトン粒子内に閉じ込め、スマートフォン搭載赤外線センサーを使って検知できるナノーマイクロ構造体を設計すれば、自宅にいながら定期的なスクリーニング検査が実現できるうえ、既存技術で困難な細胞外小胞(がん細胞由来)、アミロイド凝集体(統合失調症因子)、薬物送達システム(うつ病抑制)へ展開する基盤が構築できる。
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