体系的番号 |
JPMJTM20RD |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20RD |
研究代表者 |
梅原 崇 広島大学, 大学院統合生命科学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 申請者らは,RNAウィルスを認識するToll様受容体7/8(TLR7/8)がほ乳類精子に発現すること,TLR7/8の活性化剤が体外受精系に混雑すると,サイトカインストームが発生し受精障害が起こることを見出した.世界に蔓延するコロナウィルスや家畜で見られるCSFやBVDVなどのウィルスは,感染男性(雄)の精液中にも浸潤することから,受精環境中への精液由来ウィルスの混雑が男性(雄)不妊の一因となり得る.そこで,本申請課題では,申請者らが確立した少数精子で完了するクレアチン体外受精系と,サイトカインストームを抑制する薬剤とを組み合わせることで,受精障害リスクの低い体外受精培地を開発する.
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