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製塩プラントという過酷な実験場での塩素フリー電解技術の実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(育成型)

体系的番号 JPMJTR21TB
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTR21TB
研究責任者 中山 雅晴  国立大学法人山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2021
概要新型コロナの感染拡大はサプライチェーンの脆弱性を浮き彫りにし、生命の糧である食用塩の国内自給の重要性を再認識させた。製塩プラントは高温海水という厳しい腐食環境にあり、特殊耐食性材料の使用や頻繁な修繕が製塩コストを圧迫してきた。本研究は、触媒の特異な選択性に基づく塩素フリー電解技術と高信頼性電位モニタリング・動的制御技術のシナジーによって製塩プロセスを電気防食することを目的としており、製塩コストの大幅削減に繋げる。製塩プラントという過酷な実験場で本提案シーズの有効性が実証されれば、港湾インフラの電気防食や水素製造のための海水電解への展開が可能になり、コロナ禍で加速した脱炭素への流れを後押しする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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