複合強化された氷フレーク圧密体による管塑性加工用充填物の開発
体系的番号 |
JPMJTM20LP |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20LP |
研究代表者 |
大橋 隆弘 国士舘大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 鉛や低融点合金の引張強さに匹敵する圧縮強度30MPa以上を有し、瞬間的に凝固でき、短繊維により複合強化された氷フレーク圧密体を、新しい管の塑性加工(拡管加工)用充填材として開発する。開発した塑性加工用充填材を実際の拡管加工に適用し、実用性を検証する。鉛や低融点合金を充填した拡管成形は、簡易な設備で実施でき、慣用的な液圧バルジ加工にない優れた特徴があるが、環境問題によりわが国を含む先進国では実施困難となり、主として新興国で実施生産されている加工法である。これを代替する本開発はコロナ後の生産の国内回帰や、環境規制の緩い新興国に集中しがちな生産をリスク低減のため分散させることに資するものである。
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