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もずくと気泡を用いるマイクロプラスチックの除去技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20SW
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20SW

研究代表者

二井 晋  鹿児島大学, 工学部 先進工学科化学工学プログラム, 教授

研究期間 (年度) 2021
概要海水中に分散するマイクロプラスチックを、モズクなどの海藻に由来する多糖類と気泡を用いる、簡単かつ低環境負荷である泡沫分離法で除去する技術の開発を目的とする。申請者は泡沫分離により水溶液中の数10ppmのガリウムイオンをほぼ100%の回収率かつ高濃縮率での回収に成功した実績を有している。本研究では養殖業に向けた清浄海水を提供するため、0.1mm径のプラスチックを除去した海水を10L/hで製造することを目標として、製品中のプラスチック濃度を定量して実証することを目指す。この技術は、現在すでにコロナごみとして排出量が激増したマスクによる海への環境影響が現れている状況の変革に貢献できると確信している。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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