体系的番号 |
JPMJTM20NP |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20NP |
研究代表者 |
片山 茂 信州大学, 先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 新型コロナウイルス感染症の流行下では、高齢者や基礎疾患保有者は重症化のリスクが高く、中でも認知症患者は感染予防が徹底できず、特に警戒が必要となる。認知症予防の機能性食品に対する期待度は大きく、更なる市場開拓が見込まれる。フェルラ酸は認知症予防に資する機能性成分として知られるが、水に難溶のため飲料として商品化できないのが欠点である。申請者はフェルラ酸に希少糖ルチノースを修飾することで、溶解性が著しく増加し、水溶化すること、更には腸管・血液脳関門の透過性及び神経保護作用が向上することを見出した。本研究では、認知症予防飲料の商品化を目的として、低コスト化と安全性及び機能性エビデンスの蓄積に取り組む。
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