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再生可能エネルギー活用に資する低コスト・低過電圧酸素発生電極触媒の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20KE
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20KE

研究代表者

高橋 弘樹  秋田大学, 大学院理工学研究科 物質科学専攻 材料理工学コース, 講師

研究期間 (年度) 2021
概要Zn電解採取では,酸素発生反応用アノード触媒の性能向上が最重要課題である.申請者は,NaCo2O4を分散させたPb基アノードが,現行アノードであるPb-0.7%Ag鋳造圧延アノードに比して,Zn電解採取の所要電力を約8%削減できる可能性を見出した。この技術を用いて,Zn電解採取における電力料金を低減させるとともに,製品としての寿命が長い,Pbフリー新規アノードを開発する。本技術によって,素材産業の製造コストが削減され,国際競争力の維持ならびに秋田県の活性化が促される。さらに本技術は,水電解による水素製造に応用可能であり,再生可能エネルギー活用による「CO2排出量ゼロ」にも大きく貢献する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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