体系的番号 |
JPMJTM20RJ |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20RJ |
研究代表者 |
田之上 健一郎 山口大学, 大学院創成科学研究科 機械工学系専攻, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 申請者は,竹燃焼灰が約50 %のK2Oを含むこと,竹―プラスチックの熱分解により41 MJ/kgの高位発熱量を持つことを明らかにしている.本課題は,塩素カリウムフリーの固体燃料製造という新しい技術の構築を目指しており,廃棄物資源の有効利用,建設発生土等の活用などから資源循環型社会の形成に大きなインパクトを与えると思料される.本課題は,竹を含む燃焼灰とPVCを含む廃プラスチックを300 ℃~400 ℃で熱分解により水溶性塩化カリウムを生成・除去させることによって,塩素を350 ppm以下,カリウムを0.75 wt %以下に,高位発熱量を41 MJ/kg以上にした新しい固体燃料生成を目指す.
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