体系的番号 |
JPMJTM20NA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20NA |
研究代表者 |
立野 大地 金沢大学, 設計製造技術研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 本提案は,熱可塑性CFRPを用いて自動車用軽量ホイールリムを高い生産性で成形する技術を開発することを目的とする.現在市販されているアルミ鍛造リムに対して曲げ剛性を同等にしつつ40%の質量低減を目指す.このために提案者らがこれまで開発してきた組紐プレス法を応用する.これは熱可塑性樹脂が含浸した連続炭素繊維テープを用いて組紐を成形し,その後プレスにより熱と内圧を与えることで,高強度なパイプを高い生産性で成形するものである.アルミ鍛造製に比べて軽量なリムを実現できること,従来の熱硬化性CFRPリムに比べて高い生産性を実現できることは,自動車の燃費性能向上に貢献し,社会的意義が大きい技術である.
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