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細胞培養液の必要血清濃度低減を志向した高分子添加物の研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)

体系的番号 JPMJTM20MR
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20MR

研究代表者

大澤 重仁  東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 助教

研究期間 (年度) 2021
概要申請者は高分子銅錯体を合成し、これの添加が低血清培地での細胞培養系での細胞増殖を促進させることを確認している。本提案では高分子銅錯体と、これにより細胞に取り込まれやすい酸化型となる生理活性物質、アスコルビン酸を細胞培地中に添加、またこれらの添加量調節で、通常量の血清含有培地と同等の細胞増殖能を持つ低血清培地創出を目指す。血清成分は、医学研究に欠かせない細胞培養実験で培地への添加が必須であるが、ロット差が大きく、不明成分も多い。よって培地中の必要血清量を下げることは、実験の再現性・確度向上に資するため、例えばCovid-19のような新興感染症に対するワクチン、特効薬開発の期間短縮にも貢献する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-07-12   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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