体系的番号 |
JPMJTM20NH |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20NH |
研究代表者 |
藤垣 元治 福井大学, 学術研究院工学系部門 知能システム工学講座, 教授
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | インフラ構造物の長寿命化が必要とされる中,さらにコロナ禍により現場の検査作業の人員削減と効率化が求められている.従来,接触式などの高精度センサーでないと不可能であった0.01mmの精度で10m上方の橋梁の変位を分布データとして計測する手法を開発する.レーザのスリット光に対する回折現象を利用して,等間隔の格子パターンをカメラ内で生成させる点が特徴であり,その位相解析を行うことで計測精度を大幅に向上させる.これまでに対象物に貼付けた格子パターンの位相解析を行う変位計測技術の開発を行い実用化されているが,本研究では貼り付ける手間が不要で短時間の作業によりインフラ構造物の点検ができる手法を開発する.
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