体系的番号 |
JPMJTM20MA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20MA |
研究代表者 |
藤本 康介 東京大学, 医科学研究所 ヒトゲノム解析センター メタゲノム医学分野, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2021
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概要 | 腸内ファージはレファレンスゲノムの集積が不十分なこともあり解析が難しかったが、申請者はヒト糞便から単離したファージDNAを網羅的に解析する手法ならびに腸内細菌ゲノム内にプロファージとして感染する溶原ファージを同定する手法を構築した。近年ファージ療法はその宿主特異性から、多剤耐性菌に対する古くて新しい治療法として着目されている。ファージ療法に用いるファージは自然界から単離する必要があったが、一部の宿主菌については改変ファージを作製することが可能である。改変ファージ技術と申請者が有するファージゲノムデータを組み合わせることで、標的菌に対して溶菌活性を持ち、かつ宿主特異的ファージの作製が可能となる。
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